ことわざクイズ 全50問|穴埋めと意味

5ラウンド · 50問

ラウンド 1 / 5 · 問題 1 / 50

ことわざ穴埋め

猿も___から落ちる。

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全問題・解答・解説

ことわざ穴埋め

  1. 猿も___から落ちる。

    解答 木

    名人でも失敗するという意味で、「弘法にも筆の誤り」「河童の川流れ」と合わせて三つで一組のように扱われます。三つとも同じことを言っているのに全部残っているのは、たとえに使う相手が違うと響き方が変わるからでしょう。

  2. 石の上にも___年。

    解答 三

    冷たい石でも三年座れば温まる、という意味です。忍耐をすすめる言葉ですが、期間が具体的に「三年」と示されているのが効いていて、終わりの見えない我慢ではないと言ってくれています。

  3. ___に小判。

    解答 猫

    小判は江戸時代の金貨です。価値の分からない相手に与えても無駄だという意味で、似た「豚に真珠」は聖書から来た別系統の言い回しなので、由来はまったく違います。

  4. 花より___。

    解答 団子

    花見に行っても花より団子、という光景から来ています。風流より実利という意味ですが、けなす言い方としてよりも自分について笑いながら言うことが多く、そこが使いどころです。

  5. 犬も歩けば___に当たる。

    解答 棒

    いろはがるたの最初の札として知られています。解釈が二つあり、「出歩けば災難に遭う」とも「動けば思わぬ幸運がある」とも取られてきました。正反対の意味で使われてきた珍しい例です。

  6. 七転び___起き。

    解答 八

    数が合わないことに気づいた人は鋭いところを見ています — 七回転んだなら起きるのも七回のはずです。生まれて最初に起き上がる分を数に入れる、という説明が知られていますが、単に語呂を整えたものだとも言われます。

  7. ___の耳に念仏。

    解答 馬

    いくら説いても通じないという意味です。似た「馬耳東風」は李白の詩から来た漢語で、こちらは仏教の言葉を使っています。同じ馬でも出どころが違う二つが並んで残りました。

  8. 塵も積もれば___となる。

    解答 山

    小さなものも積もれば大きくなるという意味です。近ごろは「塵を積もらせても塵」と切り返す言い方も広まっていますが、ことわざが言い返されること自体は昔からよくあります。

  9. 急がば___。

    解答 回れ

    急ぐときこそ回り道を、という意味です。琵琶湖を渡る舟が速いが風で危ういので陸を回れ、と詠んだ室町時代の歌が元だとされ、具体的な地理から生まれた言葉が抽象的な教訓になった例です。

  10. 井の中の___、大海を知らず。

    解答 蛙

    『荘子』の一節から来ています。日本では後に「されど空の青さを知る」という続きが付け加えられ、狭さを笑う言葉が「その場所なりに知っていることがある」という別の意味にも使われるようになりました。

ことわざの意味

  1. 「棚からぼたもち」の意味は?

    解答 思いがけない幸運が舞い込むこと

    何もしていないのに幸運が向こうから来ることです。棚の下で口を開けて待つという絵が付いてくるので、努力への評価はまったく含みません。そこが「果報は寝て待て」との違いです。

  2. 「二階から目薬」の意味は?

    解答 回りくどくて効き目がないこと

    二階から一階の人の目に薬を差そうとする絵です。まったく届かないのではなく「届きそうで届かない」ところが肝で、だから無駄というより「もどかしい」に近い言葉です。

  3. 「焼け石に水」の意味は?

    解答 わずかな助けでは役に立たないこと

    焼けた石に少し水をかけても、じゅっと消えるだけです。助けが足りないという意味ですが、この言葉が示すのは量の不足であって、助けようとしたこと自体を責めてはいません。

  4. 「猫の手も借りたい」の意味は?

    解答 とても忙しくて人手が足りないこと

    猫は役に立たない、というのがこの言葉の前提です。その手すら借りたいというのだから、忙しさの度合いが伝わります。役に立たないものを持ち出すことで程度を表す、という言い回しの作り方です。

  5. 「弘法にも筆の誤り」の意味は?

    解答 名人でも時には失敗すること

    弘法大師は書の名人として知られた人です。名人の名前を具体的に出すことで、「誰でも失敗する」ではなく「あの人でさえ」という含みが生まれます。前に出た猿の言葉との違いはそこにあります。

  6. 「漁夫の利」の意味は?

    解答 争っている間に第三者が得をすること

    『戦国策』のシギとハマグリの話から来ています。二匹が争って離れずにいるうちに漁師が両方さらっていった、という筋で、争いの当事者ではなく「見ていた第三者」が主役になる構図です。

  7. 「五十歩百歩」の意味は?

    解答 どちらも大した違いがないこと

    『孟子』から来ています。戦場で五十歩逃げた者が百歩逃げた者を笑ったという話で、逃げたことに変わりはないという指摘です。程度の差を問題にしないという点で、使うときにやや冷たい響きを持ちます。

  8. 「灯台下暗し」の意味は?

    解答 身近なことはかえって気づきにくいこと

    この「灯台」は海の灯台ではありません。室内で使った照明具の「灯明台」のことで、その真下だけが影になります。海の灯台を思い浮かべると意味が通らなくなるので、誤解の多い言葉です。

  9. 「情けは人のためならず」の意味は?

    解答 人への親切はめぐって自分のためになる

    意味を取り違えられることがとても多い言葉です。「人に情けをかけるのはその人のためにならない」と読む人が少なくありませんが、正しくは「めぐりめぐって自分に返る」です。古い言い方の「ならず」が現代語と形が違うために起きた誤解です。

  10. 「馬が合う」の意味は?

    解答 気が合うこと

    乗り手と馬の相性から来た言い回しです。理屈ではなく体で合う、という含みがあるので、意見が一致することではなく「一緒にいて疲れない」ことを指します。

穴埋め 中級

  1. 能ある鷹は___を隠す。

    解答 爪

    実力のある者ほど見せびらかさない、という意味です。鷹の爪は狩りの道具なので、隠すのは謙遜ではなく「必要なときまで取っておく」ことでもあり、そこが単なる謙虚さと違います。

  2. 良薬は___に苦し。

    解答 口

    身のためになる忠告は聞きづらい、という意味で、『孔子家語』にある言葉です。後半に「忠言は耳に逆らう」と続く形で伝わっており、二つ合わせて読むと「薬」と「言葉」が並べられているのが分かります。

  3. ___の一声。

    解答 鶴

    多くの人がざわざわ言っていても、一声で決まってしまうことです。鶴の声は高く通ることから来ていますが、この言葉は感心しているようで、決まり方への批判を含んで使われることが多くあります。

  4. 泣きっ面に___。

    解答 蜂

    泣いている顔をさらに蜂が刺す、という重ね方です。不運が重なることを言い、英語の「災難は一つでは来ない」にあたりますが、こちらは絵が具体的なぶん痛みが伝わります。

  5. 帯に短し___に長し。

    解答 たすき

    帯にするには短く、たすきにするには長い。どちらにも使えない中途半端さを言います。二つの用途を並べて「どちらでもない」を作る形で、長さそのものを責めていないのが面白いところです。

  6. ___の川流れ。

    解答 河童

    河童は水の中では負けないとされる存在です。その河童が流される、というのがこの言葉の骨で、前に出た猿や書の名人の話と同じ型ですが、相手が「そもそも人ではない」ぶん誇張が効いています。

  7. 論より___。

    解答 証拠

    議論より証拠を、という意味です。短く言い切る形なので言い争いを打ち切る力があり、だからこそ相手に使うと角が立ちます。使う場面を選ぶ言葉です。

  8. 蛙の子は___。

    解答 蛙

    子は親に似るという意味ですが、おたまじゃくしは親とまるで姿が違います。それでも最後は蛙になる、という点までがこの言葉で、「今は違って見えても結局は」という含みが入っています。

  9. ___に腕押し。

    解答 のれん

    のれんを押しても手ごたえがありません。反応がないことを言いますが、相手が拒んでいるのではなく「そもそも受け止める面がない」という感じで、「馬の耳に念仏」より脱力に近い言葉です。

  10. 雉も鳴かずば___まい。

    解答 撃たれ

    雉が鳴かなければ居場所は知れなかった、という意味です。余計なことを言って災いを招くなという戒めで、ことわざの中でも珍しく「黙っていること」をはっきり勧めています。

慣用句の意味

  1. 「顔が広い」とはどんな人?

    解答 知り合いが多い人

    顔を知られている範囲が広い、という言い方です。日本語の体を使った慣用句は、体の部位に社会的な性質を重ねる作りが多く、この一群をまとめて覚えると意味の見当が付きやすくなります。

  2. 「口が堅い」とはどんな人?

    解答 秘密をしっかり守る人

    口が堅ければ開きません。反対の「口が軽い」と対になっていて、堅さという一つのものさしで二つの性質を説明しています。前に出た「腰が低い」なども同じ作り方です。

  3. 「耳が痛い」の意味は?

    解答 指摘が図星で聞くのがつらい

    痛いのは、言われたことが当たっているからです。だからこの言葉は相手を責める言い方ではなく、「自分に効いた」と認める言い方で、他人について使うと意味がずれます。

  4. 「腹を割る」の意味は?

    解答 本心を包み隠さず話す

    腹は本心の在りかとされてきました。「腹を割る」は隠さず見せること、「腹黒い」は中身が悪いことで、同じ場所を使いながら反対を向いています。

  5. 「足が出る」の意味は?

    解答 予算を超えてしまう

    予算という枠から足がはみ出す絵です。金額の大きさではなく「決めていた線を越えた」ことを言うので、少しの超過にも使えます。

  6. 「手を焼く」の意味は?

    解答 扱いに困る

    熱いものを扱って手を焼く、というところから来ています。相手が悪いというより「こちらが持て余している」という言い方なので、子どもや仕事について使われることが多くあります。

  7. 「目から鱗が落ちる」の意味は?

    解答 はっと理解できるようになる

    使徒行伝の一節から来た言い回しで、見えていなかったものが急に見えることを言います。もとが聖書なので、日本語のことわざの中では出どころがはっきりしている珍しい例です。

  8. 「肩を持つ」の意味は?

    解答 どちらか一方の味方をする

    争っているどちらかの側に立つことです。ほめ言葉ではないことが多く、「肩を持つ」と言われた側は公平でないと指摘されているわけで、そこを取り違えると場を悪くします。

  9. 「鼻が高い」の意味は?

    解答 誇らしい気持ちである

    誇らしいときに鼻が高くなる、という絵です。同じ鼻を使う「鼻につく」「鼻であしらう」はいずれも良くない意味なので、この語だけが肯定側に立っています。

  10. 「腰が低い」とはどんな人?

    解答 誰に対しても謙虚な人

    腰を低くして人に接することからです。日本語では姿勢がそのまま態度を表す言い回しが多く、「頭が上がらない」「腰が引ける」も同じ作りです。

上級ラウンド

  1. 「隗より始めよ」の意味は?

    解答 大きな事はまず言い出した者・身近な所から始めよ

    『戦国策』から来ています。賢者を集めたい王に、郭隗という人物が「まず私のような者を厚遇せよ、そうすればもっと優れた者が集まる」と説いた話で、言い出した人が先に動けという意味になりました。

  2. 「木に竹を接ぐ」の意味は?

    解答 不自然でちぐはぐなこと

    木に竹をつないでも育ちません。性質の違うものをつなげたちぐはぐさを言い、文章や計画がつぎはぎになっているときに使うと、どこが問題なのかが一言で伝わります。

  3. 「破竹の勢い」の意味は?

    解答 止められないほどの勢い

    竹は最初の節に刃を入れると、あとは一気に裂けます。『晋書』にある言葉で、勢いの中でも「途中で止まらない」種類のものを指すのが、ほかの勢いを表す言葉との違いです。

  4. 「他山の石」の意味は?

    解答 他人の誤りも自分を磨く材料になる

    意味を取り違えられやすい言葉です。『詩経』の「他山の石以て玉を攻むべし」から来ており、よその山の粗い石でも自分の玉を磨けるという意味なので、他人の 「良い」 手本を指すのに使うのは誤りとされます。

  5. 「画竜点睛を欠く」の意味は?

    解答 肝心な仕上げが足りないこと

    竜を描いて最後に瞳を入れたら飛び去ったという故事から来ています。だから「点睛を欠く」は、ほとんど出来ているのに最後の一点が足りないことで、全体が駄目だという意味ではありません。

  6. 「杞憂」の意味は?

    解答 する必要のない心配

    『列子』にある、杞の国の人が天が落ちてこないか心配して眠れなかったという話から来ています。無用な心配を指しますが、心配した本人を笑うより「その心配は要らない」と伝える言葉として使われます。

  7. 「呉越同舟」の意味は?

    解答 仲の悪い者同士が同じ場所に居合わせること

    『孫子』から来ています。敵同士の呉と越の人が同じ舟に乗り合わせたら、嵐のときには助け合うだろう、という話で、単に居合わせるだけでなく「協力せざるを得ない」という含みまでが元の意味です。

  8. 「背水の陣」の意味は?

    解答 退路を断って全力で事に当たること

    韓信が川を背にして陣を敷き、逃げ場をなくして勝った故事から来ています。元の話では、それが成り立ったのは別働隊を伏せていたからで、無謀に見えて計算があった、というところまでが本来の筋です。

  9. 「蛇足」の意味は?

    解答 余計な付け足し

    『戦国策』の、蛇の絵を早く描く競争で、勝った者が余裕を見せて足を描き足し負けにされた話から来ています。余計なものを付けるだけでなく「それで台無しになる」ところまでが含まれます。

  10. 「塞翁が馬」の意味は?

    解答 幸不幸は予測できないものだ

    『淮南子』の、老人の馬が逃げて損をしたと思ったら名馬を連れて帰り、息子がその馬から落ちて骨を折ったら戦に取られずに済んだ、という話です。幸不幸が何度も入れ替わるところがこの言葉の要点で、一度で終わらないのが大事です。

ことわざクイズについて

ことわざは、たいてい意味より先に音で入ってきます。「猿も木から落ちる」と口にするとき、頭のなかに猿はいません。何度も聞くうちに言い回しごと丸ごと覚えてしまい、意味はあとから付いてきた — だから使えるのに説明はできない、という状態が起こります。このクイズが試しているのは、その付いてきたはずの意味のほうです。

全50問を10問ずつ5ラウンドに分け、ことわざ穴埋め、ことわざの意味、穴埋め中級、慣用句の意味、上級ラウンドの順に出題します。選択肢は4つで、選んだ時点で答えが出ます。穴埋めと意味当てを分けているのは、この二つが別の記憶だからです。空欄はたいてい音の記憶で埋まり、意味のほうは考えないと出てきません。

ことわざと慣用句の違いも、始める前に押さえておくと迷いません。ことわざはそれだけで一文になっていて、教訓を述べます。慣用句は自分の文に差し込む部品で、単独では何も言いません。どちらも比喩で、どちらも耳から覚えるので混同されますが、使われ方はまるで違います。

進め方

  1. 穴埋めのラウンドでは一語が欠けた形で示され、候補が4つ並びます。声に出さずに言ってみてください — 正しい語は、見て分かるより先に響きで分かります。
  2. 意味のラウンドでは言い回しと意味の候補が4つ出ます。誤答は字面どおりに読んだ意味で作ってあり、それはその言い回し自身が仕掛けている罠でもあります。
  3. 選ぶとすぐ答えが出ます。間違えたときは表示が少し長く残ります。タップで次へ進みます。
  4. 解き終えると50点満点の得点と、ラウンド別の正解数が出ます。穴埋めと意味当てのどちらが弱いかは、この内訳でしか見えません。
  5. 下の一覧に全50問と答えが並ぶので、そのまま読み物として通して読めます。

よくある質問

私が覚えている言い回しと違うのですが。

よくあることで、どちらかが間違いというわけではありません。同じことわざでも地域や辞書によって語が入れ替わり、後半をまるごと言うかどうかも分かれます。ここでは広く印刷されている形を採り、空欄はどの言い方でも共通している語に置いています。地域の言い回しのせいで点を落とすことがないようにするためです。

ことわざと慣用句はどう違うのですか?

ことわざはそれ自体が一文で、教訓や経験則を述べます。引用として単独で成立します。慣用句は自分の文のなかに組み込む部品で、単独では何も主張しません。どちらも比喩なので一緒に扱われがちですが、話すときのふるまいが違います — ことわざは引用し、慣用句はいつのまにか使っています。

由来は出題しないのですか?

しません。ことわざの由来には諸説あるものが多く、もっともらしい話ほど後世につくられていることがあります。意味は定まっていても、出どころは定まっていない — その状態のものを4択にすると、はっきりしていない説をひとつだけ正解にすることになります。ここで聞くのは意味のほうです。

故事成語も入っていますか?

上級ラウンドに入っています。中国の古典に由来する言い回しは、意味を知らないと字面からはまず推測できないのが特徴で、そのぶん覚えたときに残ります。話の筋がひとつ付いている言葉は忘れにくい、という理由からも外しませんでした。

何問正解できればことわざに強いといえますか?

35問前後です。穴埋めは音で覚えているぶん高く出やすいので、実際の差は意味当てのラウンドで開きます。穴埋めが満点に近いのに意味当てで落とす人は珍しくありません。それは知らないのではなく、意味を確かめないまま使えてしまっていた、というだけのことです。

ことわざクイズは無料ですか? 日本語が得意でないと解けませんか?

無料で、アカウントもメールアドレスも要らず、得意である必要もありません — 慣用句は生まれつきではなく覚えるものなので、毎日使っているのに意味を尋ねられたことのない表現は誰にでもあります。中盤のラウンドがまさにそれを聞くので、そこで自信のある人とない人の差は思ったより縮まります。

高齢者のレクリエーションや集まりで使えますか?

よく使われる形です。穴埋めは、そのことわざを耳で覚えて育った人のほうが速いので、年齢が上の方が強く出ます。由来や漢字の書き取りは問わないので、学校で習ったかどうかでは差がつきません。下の一覧は穴埋めの元の形と意味が並ぶので、そのまま読み札になります。声に出して言ってみるのが正解に近づく道なので、読み上げる形がいちばん合っています。

ことわざクイズはどのくらい時間がかかりますか?

50問で7分ほどです。続きを埋めるラウンドは速く進みます — 出てくるか出てこないかだからです。意味を聞くラウンドのほうが時間がかかります。最後まで言える表現が、説明までできる表現とはかぎらないからです。