環境 クイズ — 全50問、最後は「どれくらい変わるか」

5ラウンド · 50問

ラウンド 1 / 5 · 問題 1 / 50

エネルギーと温室効果

温室効果はどういう仕組みで起きますか。

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全問題・解答・解説

エネルギーと温室効果

  1. 温室効果はどういう仕組みで起きますか。

    解答 ある種の気体が日光は通し、地表が返す熱のほうを吸収するから

    これがなければ地表の平均はプラス15度ではなく「マイナス18度」ほどになります。つまり問題は温室効果そのものではなく、その「強さ」です。どの気体が熱を捕まえるかは1859年の実験室ですでに測られていました。誰もその先を心配するずっと前のことです。

  2. 人の活動による温暖化への寄与がいちばん大きい気体はどれですか。

    解答 二酸化炭素

    いちばん「強い」温室効果ガスではありません。それは水蒸気です。ただし水蒸気は温度を「決める」側ではなく温度に「ついてくる」側なので、二酸化炭素がつまみで、水蒸気はそのつまみが回すものにあたります。

  3. 量がずっと少ないのにメタンが重要なのはなぜですか。

    解答 分子あたりに閉じ込める熱がはるかに大きいから。ただし分解は早い

    どの数字を見るかは「どの期間で測ったか」で決まります。20年で見れば同じ質量の二酸化炭素の80倍ほど、100年で見れば30倍近くです。どちらも正しく、資料によって値が違って見える理由がここにあります。

  4. 化石燃料を燃やすと、温暖化につながる何が出ますか。

    解答 何百万年も循環から外れていた炭素

    化石燃料が「燃える森」と違うのはこの点です。木の中の炭素は数十年前まで空気にありましたが、石炭の中の炭素は「花が生まれるより前」に空気を離れました。それを私たちは二百年ほどで返しつつあります。

  5. 「再生可能エネルギー」の再生可能とはどういう意味ですか。

    解答 人の時間の尺度で補充され、取り崩すだけではないという意味

    この語は「きれいだ」ではなく「速さ」を指します。育つより速く伐られる森は、木が再生可能であっても事実上「掘り出して」いることになり、同じ物差しが地下水にも漁場にもそのまま当てはまります。

  6. 風力や太陽光で電力網を回すときに蓄電が要になるのはなぜですか。

    解答 供給が天気と時間で上下するのに、需要はそれに合わないから

    電力網は供給と需要を「秒単位」で合わせなければなりません。電気は作られたその瞬間に使われるからです。蓄電、長距離送電、需要の調整がいつも同じ話のなかに出てくるのは、そのためです。

  7. 天気と気候はどう違いますか。

    解答 天気はいまの状態で、気候は数十年にわたる傾向

    こう覚えると早いです — 気候は「予想するもの」、天気は「実際に当たるもの」。比べる基準の期間はふつう三十年なので、一週間の寒さや暑さはどちらの向きにも証拠になりません。

  8. 大気が暖まると強い雨が増えやすいのはなぜですか。

    解答 暖かい空気は凝結するまでに多くの水蒸気を含めるから

    一度上がるごとに空気が抱える水分が七パーセントほど増え、同じ雨雲がより多くの材料を持つことになります。「ある場所ではより激しく降り、別の場所ではより乾く」という、矛盾に聞こえる組み合わせもここから出ます。

  9. 海面が上がっている主な理由はどれですか。

    解答 水が暖まって膨張することと、陸の氷が海へ溶け出すこと

    浮いていた海氷が溶けても海面は「まったく」上がりません。浮いている氷はすでに自分の重さぶんの水を押しのけているからです。上げるのは「陸に載った」氷であり、海水が暖まって膨らんだぶんも、これまでのところ同じくらい効いています。

  10. 「カーボンニュートラル」は何を主張していますか。

    解答 残る排出を、別の場所での除去や削減で釣り合わせるということ

    「実質ゼロ」は排出が「止まった」という話ではなく、「釣り合わせた」という計算の話です。ですからこの言葉に中身があるかは二点にかかっています — 何を除去として数えるのか、そしてその除去は炭素と同じだけ長持ちするのか。

ごみとリサイクル

  1. おなじみの三つの言葉を、効き目の大きい順に並べるとどうなりますか。

    解答 リデュース → リユース → リサイクル

    この三つは並びではなく「順番」で、その順番こそが中身です。先頭がいちばん大きな働きをし、リサイクルは「結局使ってしまったもの」をどうするかの話にあたります。

  2. 資源ごみに油や水のついたものが一つ入ると、なぜ問題になりますか。

    解答 ひとまとまりを汚し、その一つ以上が選別から外れることがあるから

    油の染みた箱ひとつ、半分残った飲みものひとつが紙の山を濡らすことがあり、濡れた繊維はほとんど値がつきません。「すすいで乾かして」と書かれている理由がこれで、失敗の代償はその品物「ひとつ」では済みません。

  3. ガラスはほぼ無限にリサイクルできると言われ、紙はそう言われないのはなぜですか。

    解答 ガラスは溶かしても性質が保たれるが、紙は繊維が回るたびに短くなるから

    ガラスと金属は溶かして固めても、入れたときの性質のまま出てきます。紙は回るたびに繊維が短くなり、やがて絡み合えないほど短くなります。紙のリサイクルには「終わり」があり、ガラスにはないのはそのためです。

  4. 「願掛けリサイクル」とは何ですか。

    解答 受け入れられないものを、そうであってほしいと願いながら資源ごみに入れること

    善意でやっていて、しかも高くつきます。受け入れられないものが混じると、選別施設で人か機械が取り除かねばならないからです。迷ったときの正直な答えは「そうであってほしい」ではなく、住んでいる自治体の一覧を見ることです。

  5. 食品ロスのいちばん大きな環境上の問題は何ですか。

    解答 育て・運び・冷やすのに使ったものまで一緒に捨てられ、埋め立てではメタンが出ること

    捨てられた食べものには、そこに注がれたものが丸ごと一緒に捨てられます — 水、肥料、燃料、冷蔵。そのうえで「二つめ」の代償が付きます。ほかのごみに埋もれて酸素なしに腐るので、二酸化炭素ではなくメタンが出るのです。

  6. 海にあるプラスチックは主にどこから来ますか。

    解答 陸 — 川や風、行き届かない廃棄物の扱いを通って流れ出る

    海のプラスチックの多くは、海から直接出たものではありません。川を伝って流れたか、管理の行き届かない集積場から風で飛んだものです。だからこれはむしろ明るい事実でもあります — 直す場所が「人の手の届く陸」にあるという意味だからです。

  7. マイクロプラスチックとは何ですか。

    解答 5ミリメートルより小さいプラスチックの破片。壊れた製品や繊維から出る

    最大の二つは、どちらも「ボトル」ではありません。日光と波で砕けた大きなプラスチックと、洗濯のときに衣類から抜け落ちる合成繊維です。その後、土からも雨からも、人の組織からも見つかっています。

  8. 「生分解性」という表示は、それだけで何を保証しますか。

    解答 それだけではほとんど何も — どんな条件でどれだけの時間かかるかが要点である

    この語は「分解しうる」という意味であって、その品物が捨てられる「その場所で」分解されるという意味ではありません。多くは六十度近くで回る産業用の堆肥化施設を必要とし、同じものが埋立地や海に行けばふつうのプラスチックのようにふるまいます。

  9. 電子ごみを別に扱うのはなぜですか。

    解答 有害な物質と、回収する値打ちのある金属が同時に入っているから

    捨てられた携帯電話一キログラムには、鉱山で掘った鉱石一キログラムより「はるかに多い金」が入っており、同時に鉛や水銀や難燃剤も入っています。二つの事実が同じ結論を指します — どのごみ箱でもよいわけではない、と。

  10. デポジット(預り金)制度とは何ですか。

    解答 買うときに上乗せし、容器を返すと戻ってくるお金

    この仕組みがある地域では、飲料容器の回収率がしばしば九割を超えます。同じ容器を戸別収集だけで集める場合よりずっと高い数字です。預り金が「道に捨てられるもの」に値段を付けてしまうからです。

水と空気

  1. 地球上の水のうち、淡水はおよそどれくらいですか。

    解答 数パーセントで、しかもその大半は氷や地下に閉じ込められている

    淡水は二・五パーセントほどで、そのほとんどが氷床と深い地下水に閉じ込められています。川や湖や浅い井戸のように「実際に使える」ぶんは、地球の水全体の一パーセントにも遠く届きません。

  2. PM2.5のような表記の数字は何を指していますか。

    解答 粒子の直径(マイクロメートル)

    物質の名前ではなく「大きさの基準」です — 直径二・五マイクロメートル以下という意味です。比べるなら人の髪の太さが七十マイクロメートルほどなので、その三十分の一ほどにあたります。

  3. 浮かんでいる粒子のうち、いちばん小さいものが特に心配なのはなぜですか。

    解答 鼻やのどで止まらず、肺の奥まで入るから

    大きな粒は鼻とのどで捕まります。細かいものは肺の奥まで届き、いちばん細かいものは血流へ移ります。健康への影響が胸だけでなく「心臓」に現れるのはそのためです。

  4. 富栄養化とは何ですか。

    解答 流れ込んだ栄養が藻類を増やし、それが水中の酸素を奪うこと

    肥料や下水が藻を増やし、その藻が死に、分解する細菌が水中の酸素を使います。魚を殺すのは藻そのものではなく「そのあとの分解」です。酸素の薄い区域が繁茂の「過ぎたあと」に現れるのは、それが理由です。

  5. 水道水の処理でふつう取り除かれないものはどれですか。

    解答 水の味をつくる溶けたミネラル

    浄水が狙うのは病原体と特定の汚染物質で、溶けているカルシウムやマグネシウムはおおむね残ります。土地ごとに水道水の味が違う理由であり、水が「硬い」ことが安全性とは関係ない理由でもあります。

  6. 地下水の減少が元に戻しにくいのはなぜですか。

    解答 帯水層が満ちるのに非常に長くかかり、押しつぶされて元に戻らないものもあるから

    深い帯水層は満ちるのに何百年もかかり、場所によっては空になるより悪いことが起きます — 水が抜けると粘土の層が押しつぶされ、「すきま自体」が閉じてしまうのです。そうした帯水層の上の土地が何メートルも沈んだ例があります。

  7. オゾン層の問題は何で、その後どうなりましたか。

    解答 特定の化学物質が薄くしており、条約で段階的に廃止され、層は回復しつつある

    環境問題のなかで「もっともはっきりした成功」です。原因物質を特定し、条約で段階的に廃止し、すべての国が批准し、オゾン層は実際に回復しつつあります。南極側は2066年ごろに二十世紀半ばの水準へ戻ると見込まれています。

  8. 都市が周りの田園より暑く感じられるのはなぜですか。

    解答 黒くて硬い面が熱を蓄える一方、日陰と蒸発が少ないから

    アスファルトや煉瓦が昼のあいだ熱をため、夜に放します。そのうえ日陰が少なく、植物や土からの蒸発もずっと少ないのです。差は「日が沈んだあと」にいちばん開くことが多く、都市の暑さが夜により危ういのはそのためです。

  9. 酸性雨は主に何から来ますか。

    解答 燃料を燃やすときに出る硫黄と窒素の化合物

    湖や森を枯らすと騒がれた末に「静かに消えた」問題です。発電所の硫黄排出を規制したことが実際に効きました。オゾン層の条約とならんで、名前の付いた問題が測れるかたちで減った数少ない例です。

  10. 水道水が安全な地域で、ボトル入りの水の最大の環境コストは何ですか。

    解答 同じ一杯のために、容器をつくって運ぶだけで多くのエネルギーと資源を使うこと

    水道が安全な場所で問題になるのは「水」ではなく、容器と輸送と冷蔵です。環境によいほうが「値段もはるかに安い」という、めずらしい場合でもあります。

生き物とすみか

  1. 生物多様性とは何ですか。

    解答 いのちの多様さ — 種のあいだ、種の中、そして生態系のあいだの

    一度に三つを指します — 種類がいくつあるか、ひとつの種類の「なか」でどれだけ違うか、異なる生息環境がいくつあるか。真ん中が忘れられやすく、生き延びるにはいちばん効きます。遺伝的な幅の狭い種は、環境が変わったときに「取り出せる手」がありません。

  2. 世界で種が減っている最大の原因はどれですか。

    解答 すみかが失われ、変えられること。主に陸と海の使われ方から来る

    狩猟でも汚染でもありません。どちらも問題ですが、第一は「陸と海をどう使うか」です。生息地を農地や植林地や都市に変えれば「その場所そのもの」が消え、それだけは生きものの側では埋め合わせられません。

  3. 持ち込まれた種が「侵略的」になるのはどんなときですか。

    解答 新しい場所で広がって害を及ぼすとき。もとの土地で抑えていた捕食者や病気がいないことが多い

    入ってきたことと「害を出すこと」は別です。入ってきたものの多くは定着すらせず、定着したものの多くも問題を起こしません。厄介になるのはたいてい、「故郷で数を抑えていた何か」なしに渡ってきた場合です。

  4. はちみつのほかに、花粉を運ぶ生き物が大事なのはなぜですか。

    解答 花を咲かせる作物の多くが、収量を動物の花粉媒介に頼っているから

    主要な食用作物のおよそ四分の三が、動物による受粉から何らかの恩恵を受けています。あわせて覚えておきたいのは、人が摂る熱量の大半が小麦・米・とうもろこしから来ており、それらは風媒か自家受粉だという点です。危ういのは「量」より「多様さと栄養」のほうです。

  5. 面積が同じでも、分断されたすみかが続いたすみかより悪いのはなぜですか。

    解答 個体群が切り離され、へりの環境が優勢になり、条件が変わっても移れないから

    切り分けられた生息地は、その多くが「へり」になります。へりはより暑く乾き、捕食者が動きやすい場所です。中の集団は安定を保てないほど小さく隔てられ、条件が変わっても移る先がありません。

  6. 湿地は水をためること以外に何をしていますか。

    解答 水をろ過し、洪水をやわらげ、炭素をため、多くの種を同時に支える

    長いあいだ「役に立たない土地」として水を抜かれ、世界の湿地の半分以上が失われました。ところがその抜いた土地が、洪水の調節と水の浄化と炭素の貯蔵を「同時に、ただで」していたことが、あとから分かってきました。

  7. 環境の話で土が重要なのはなぜですか。

    解答 大量の炭素をためており、一度失うとつくり直すのに非常に長くかかるから

    土が抱える炭素は、大気とすべての植物を「合わせたもの」より多いのです。しかもできる速さは百年で一センチほどなので、原理としては再生可能なのに人の予定表にはまるで合わない、という厄介な位置にあります。

  8. 海洋酸性化とは何ですか。

    解答 海水が二酸化炭素を吸ってアルカリ性が下がり、殻をつくりにくくなること

    海は私たちが出した二酸化炭素のかなりの量を吸い込み、溶けた二酸化炭素は炭酸になります。産業化以前に比べ、表層の海水の酸性度は三割ほど上がりました。海はいまも弱アルカリ性ですが、「その向きへ動いて」います。

  9. サンゴの白化とは何を意味しますか。

    解答 ストレスを受けたサンゴが共生する藻類を追い出し、色と主な食料源を失うこと

    サンゴは体の中に藻を住まわせている「動物」で、食べもののほとんどをその同居から得ています。熱のストレスを受けるとその藻を吐き出して白くなりますが、それは「死ではありません」。ストレスが十分早く去れば戻ります。

  10. 植林が排出問題の完全な答えにならないのはなぜですか。

    解答 何十年もかかり、失敗や火災もあり、排出そのものは止まらないから

    木は植える値打ちがあり、同時に代わりにはなりません。苗が意味のある量の炭素を抱えるには何十年もかかり、植林地は燃えたり伐られたりし、なにより「排出そのもの」に手が届きません。相殺をうたう主張を丁寧に読むべき理由です。

どの行動がどれくらい効くか

  1. 寒い地域や暑い地域の家庭で、家のエネルギーの最大の割合を占めるのはたいてい何ですか。

    解答 空間の暖房または冷房

    たいていの気候では、ほかのすべてを圧倒します。断熱と熱源の入れ替えが、家庭でできるほかのどの工夫よりも先に来る理由です。かつて代表例だった照明は、白熱電球を離れてからは「小さな取り分」になりました。

  2. 長距離の飛行機一回は、一人が一年きちんと分別した場合と比べてどうですか。

    解答 飛行機のほうが排出はふつうずっと大きい

    長距離の飛行機一回が、一年ぶんの丁寧な分別を何倍も上回ることは珍しくありません。分別をやめよという話ではなく、「小さいものを磨く前に、大きいものがどれかを知っておけ」という話です。

  3. 熱いシャワーで使うエネルギーの大半はどこへ行きますか。

    解答 水を温めることへ

    ほとんどすべてが水を「温める」ほうに使われます。流すほうではありません。ですから浴びる時間と温度が効き、水量を絞るのが効くのは、結局「温める水の量」が減るからです。

  4. 買い物袋は、素材と使う回数のどちらがより効きますか。

    解答 使う回数 — 重い袋ほど、軽い袋に勝つまでに何度も使う必要がある

    丈夫な買い物袋は材料が多く、作るのにもエネルギーがかかります。だから「何度も」使ってはじめて追い越します。損をするのは、繰り返し買っては家に置いてくる使い方のほうです。

  5. 家庭の食べ物の部分で、ふつういちばん差がつくのは何ですか。

    解答 何を食べるか、とくに動物由来がどれくらいか

    包装でも銘柄でも産地でもなく「何を食べるか」が先に来ます。動物性の食品が土地と飼料をはるかに多く必要とするからです。たまの劇的な一手より、「毎日の穏やかな一手」が勝つ場所です。

  6. 「フードマイレージ」だけでは判断しにくいのはなぜですか。

    解答 輸送は、どう生産されたかに比べれば全体の中で小さな割合であることが多いから

    多くの食品で輸送は全体の「小さな一切れ」で、どう育て、どう飼ったかのほうが大きく効きます。目を向ける値打ちのある例外は空輸ですが、この言葉が与える印象よりずっと狭い範囲です。

  7. コンセントを抜くことは、ふつう大きな節約になりますか。

    解答 待機電力は本当にありますが今の機器では小さく、暖房や移動に比べれば小さな節約です

    待機電力は実在し、いまの機器はそれを低く保つよう求められています。気にすること自体は間違いではありませんが、暖房や車や飛行機とは「桁」が違います。本当の危うさは、小さいことをして終えた気になることです。

  8. 個人の選択だけに目を向けることの、正直な限界は何ですか。

    解答 いちばん大きなてこはエネルギー・交通・建物の供給のされ方で、個人は影響は与えても一人では決められないこと

    正直な答えは「どちらも本当」です。個人の選択は実在し、同時にいちばん大きなつまみは、電気をどう作り、建物をどう建て、どんな交通を用意するかです。台所ではなく「みんなで」決めることのほうにあります。

  9. 古いけれど動いている家電は、どちらが環境によいですか。

    解答 その機器がどれだけ電気を使うかによる — よく使う機器なら買い替え、あまり使わないなら使い続けるほうがよい

    一般の規則はなく、あるのは「算数」だけです。いまのものが使うエネルギーと、新しいものを作るのにかかるエネルギーを比べます。回りっぱなしの冷蔵庫は買い替えが勝ちうるし、年に二度使うものはまず勝ちません。

  10. 製品につくカーボンフットプリントの数値が、たいてい落としているものは何ですか。

    解答 不確かさ — その数字はめったに示されない前提と範囲の取り方に左右される

    その手の数字はすべて「選択」の上に載っています — 境界をどこまで引いたか、どんな前提を置いたか、何を推計したか。同じ製品を誠実に調べた二つの研究が数倍ずれることもあり、きれいな数字がひとつだけ示されていたら、たいてい「幅」が省かれています。

環境 クイズについて

10問ずつ5ラウンド。そして最後が、たいていの環境クイズが飛ばす問いを立てます。役に立つかどうかではなく、どれくらい効くのか。

答えの向きは、ほとんどの人がもう知っています。捨てる量を減らし、使う量を減らし、よいほうを選ぶ。あまり知られていないのは、それぞれのてこの大きさです — ふつうの足跡では暖房と飛行機が他を圧倒すること、重い繰り返し使う袋は何度も使ってようやく勝つこと、待機電力は本当にあるが小さいこと。大きさのない向きは、注意深い努力を見当違いの場所に注がせます。

前半四つのラウンドが、その判断に要るものを組み立てます。温室効果が実際にどう起きるのか、リサイクルにできることとできないこと、水質や大気の報告に出てくる言葉の意味、そして種が減る最大の原因は何か。

これは知識のクイズです。どの政策も政党も団体も推しませんし、毎年動く数字ではなくよく確立したものにとどめます。正直な答えが「場合による」のところでは、設問がそう述べます。

進め方

  1. 順番に進めてください。ラウンドは仕組みから結果へ、結果から大きさへ進み、最後がその全部に寄りかかります。
  2. 選択肢は4つとも読んでください。実在する環境問題だけれども、聞かれているものではない選択肢がいくつも混ざっています。
  3. この分野を近くで見てきた方でも、最後のラウンドがいちばん難しいと思っておいてください。大きさを比べるのは、何が悪いかを知るのとは別の力です。
  4. どのラウンドで落としたかを見てください。前半は読めば埋まる仕組みで、最後は実際に何をするかを変える大きさの問題です。
  5. 地球科学が気になる方へ。当サイトの理科クイズが季節・潮汐・岩を扱います — こちらはそこをわざと空けてあり、二つは重なりません。

よくある質問

環境クイズは無料ですか。登録は必要ですか。

無料で、登録もありません。答えはお使いのブラウザで採点され、タブを閉じると捨てられます。保存しないので、あとで比べたい場合は点数を控えておいてください。

特定の政治的立場を押していますか。

いいえ。仕組み・定義・測られた比較を問うだけで、どの政策も政党も団体も推しません。証拠が比較を支える場所では — 暖房が待機電力より大きい、というように — そう述べ、正直な答えが状況しだいのところでは、選択肢がそう述べます。

数字はすぐ古くなりませんか。

毎年動く値はあえて避けました。国別の排出量の順位や最新の濃度などです。ここで問うているのは仕組みと相対的な大きさで、そちらはずっと安定しています。状況で変わりうる比較は、一つの数字で言い切らずその旨を文に書きました。

理科クイズと重なりますか。

ほとんど重ならず、それは意図的です。理科クイズの地球のラウンドは季節・潮汐・岩・大気を扱います。こちらはエネルギー、ごみ、水と空気、生き物へ進みます。重複なしで全体を見たいなら両方どうぞ。

理科の知識が要りますか。

要りません。必要な定義はすべて選択肢の中にあり、第1ラウンドは温室効果を前提にせずに説明します。最後のラウンドは大きさを比べる話なので、理科の訓練ではなく数の感覚の問題です。

何点なら良いほうですか。

35点を超えれば強いほうです。ただ数字より形が大事です — 前半四つに散らばって落としたなら読めばすぐ埋まる知識の穴で、最後のラウンドで落としたなら向きは分かっていて大きさがまだない、ということです。努力をどこに使うかを決めるのは大きさのほうです。