ビッグファイブ診断|5つの性格特性を無料チェック

所要時間 約7分 · 全30問

30問中 1問目

聴いたことのない音楽や観たことのないタイプの映画・芸術を、自分から探しに行きます。

ビッグファイブの5つの特性

OP 開放性
探究者タイプ 探究の因子 — 新しい発想・芸術・体験への好奇心の強さです。
CO 誠実性
職人タイプ 積み上げの因子 — 計画・整理・やり遂げる力が生活をどれだけ形づくるかです。
EX 外向性
ムードメーカータイプ 火付けの因子 — 人とにぎわいからどれだけ元気をもらうかです。
AG 協調性
気配りタイプ 調和の因子 — 人を信じ、譲り、気持ちをくみ取る姿勢です。
ST 情緒安定性
どっしりタイプ 錨(いかり)の因子 — 揺さぶられたときにどれだけ航路を保てるかです。

ビッグファイブ診断について

性格をいくつかの箱に振り分ける代わりに、5つのつまみの位置で描く — それが、数十年の公開研究が繰り返したどり着いたビッグファイブという考え方です。5因子構造は Lewis R. Goldberg が1990年に Journal of Personality and Social Psychology(59巻1216〜1229頁)で示したもので、公開されている IPIP の項目プールもその流れから生まれました。このビッグファイブ診断で測るのは、開放性(未知への好奇心)・誠実性(計画や締め切りとの付き合い方)・外向性(エネルギーの充電先)・協調性(和を保つために払うコスト)・情緒安定性(心の天気が晴れるまでの速さ)の5つの特性です。

回答するのは、交渉や締め切り、休日の過ごし方やプレイリストといった日常の場面を描いた30の文。各特性に6問ずつ割り当てられ、逆向きに採点される文も混ざっています。特性ごとに別々に採点されるので、結果はひとつの「タイプ」ではなく、5本のつまみが並んだプロフィールとして表示されます。5つの数値がそのまま並び、強い順に上位3つをつないだコードも見られます。

設問はすべてこのページのための書き下ろしで、研究用の質問紙から借りた文はありません。そしてビッグファイブには、箱型の性格分類にはできない約束がひとつあります。どのつまみにも「正解の位置」は存在しない、ということです。高くても低くても、ある場面では武器になり、別の場面では代償を払います。

IPIP(International Personality Item Pool)公式サイト Goldberg (1990)「An alternative "description of personality": the big-five factor structure」J Pers Soc Psychol 59巻1216–1229頁 — Europe PMC の書誌記録 Yoshino ら (2022)「A validation of the Japanese adaptation of the Big Five Inventory-2」Frontiers in Psychology — オープンアクセス。BFI-2 を作った Soto と John が共著者に入っており、冒頭の段落が BFI-2 の次元名を「Negative Emotionality (or Neuroticism)」と記し、5因子モデルを Costa と McCrae の質問紙に由来づけている

進め方

  1. この一年、実際にどう振る舞ってきたかで答えてください。「なりたい自分」で答えると、つまみは測りたいものを見失います。
  2. 5段階の両端を遠慮なく使ってください。30問すべてを真ん中で答えたプロフィールは平らになり、ほとんど何も教えてくれません。
  3. どの文がどの特性を測っているかを当てにいかないでください。逆向きの採点が混ざっているので、狙って答えてもほぼ打ち消されます。
  4. 結果は点数表ではなく「形」として読んでください。いちばん高いつまみと低いつまみの落差こそ、日常をいちばんよく説明します。
  5. 転職や引っ越しなど、生活が本当に変わったあとにもう一度受けて、数字ではなく並び順の変化を見比べてください。

この診断は自己理解と娯楽のためのものです。公開されている5因子モデルに沿っていますが、臨床・診断用の検査ではありません。どの特性が上ということもありません。

よくある質問

ビッグファイブとは何ですか?

ビッグファイブとは、人を型に振り分けるのではなく、性格を五つの次元で描く考え方です。開放性・誠実性・外向性・協調性・情緒安定性の五つで、頭文字からOCEANとも呼ばれます。どれも「箱」ではなく「幅」で、人は五つすべての上のどこかに同時にいます。ひとつのラベルを渡すタイプ型との違いはそこにあります。

ビッグファイブ・5因子モデル・OCEANは別のものですか?

いいえ、同じ5つの特性を指す三つの呼び名で、どの名前で作られた診断でも測っている次元は同じです。ビッグファイブは語彙研究の流れから来た名前で、Lewis R. Goldberg が性格を表す形容詞の分析から繰り返し浮かび上がる5つの因子にこの名を付けました。5因子モデル(FFM)は Paul Costa と Robert McCrae が自分たちの質問紙で同じ構造に付けた呼び名です。OCEANはモデルの名前ではなく、Openness・Conscientiousness・Extraversion・Agreeableness・Neuroticism の頭文字を覚えやすい順に並べただけのものです。このページと語彙が違うのは最後のNだけで、ここではそのつまみを落ち着いている側から「情緒安定性」と呼んでいます。

なぜ5つの特性なのですか?

互いに面識のない研究チームが、人が人を描写する言葉を分析するたびに、同じ5つのまとまりに行き着いたからです。だからビッグファイブという枠組みは特定の企業のものではなく、公開された科学の共有財産です。この診断はその公開された構造だけを借りていて、設問は全問オリジナルです。

点数は高いほうがいいのですか?

いいえ。そこがビッグファイブというモデルのいちばん良いところです。協調性の低さは交渉の武器になり、外向性の低さは深い集中の土壌になり、誠実性の低さは計画が崩れた日に身軽さになります。どの極も、ある部屋では強みで、別の部屋では請求書です。プロフィールはどの部屋がどちらかを教えてくれるだけです。

5つの特性の「低い側」はどんな姿ですか?

低い側は不足ではなく位置で、どれも日常でよく見かける姿をしています。開放性が低い人は実績のある方法、慣れた食べ物、前回うまくいった段取りを選び、日々のルーティンを回し続ける役目を担います。誠実性が低い人は予定表より即興で動き、選択肢を開けたまま集中的に片づけるので、書類仕事では弱点になり、計画が崩れた日には強みになります。外向性が低い人は一人で充電し、話すより聞き、会議が終わってからいちばん良い考えが浮かびます。協調性が低い人は言いにくいことを声に出し、おだてに乗らず、好かれなくても仕事を進められます。情緒安定性が低い人は逆風を早く長く感じ取り、周りの落ち着いた人が見落とす問題に先に気づく早期警報の役目を果たします。結果ページが物語るのはプロフィールの先頭に立つ特性ですが、順位に関わらず50%の中間点より下にあるつまみは、この一覧の側から読んでください。

つまみの百分率はパーセンタイル(上位何%)ですか?

いいえ、この百分率はそのつまみの上でのあなたの位置で、他の人との順位ではありません。各特性は6問の文に5段階で答えた結果から採点され、100%は6問すべてがその特性に寄った端、0%はすべてが反対の端、50%が中立の中間点です。数字の裏に比較用の標本はないので、開放性70%は「開いている側に寄った」という意味であり、「受けた人の70%より高い」という意味ではありません。そのうえで5つのつまみを互いに比べて並べ替え、プロフィールと上位3つをつないだコードを作ります。1位と2位の差が5ポイント未満のときは、結果ページが順位を確定したものとして示さず、その旨を表示します。

この診断は各特性をファセット(下位要素)に分けますか?

いいえ、特性ごとに6問ずつで5つの大きな特性を測り、そこで止まります。特性をより細かいファセットに分けるには、はるかに長い質問紙が必要です。ipip.ori.org で公開されている IPIP-NEO は5つの特性それぞれに6つのファセット、合わせて30を置き、そのファセットひとつひとつを安定して読むために数問ずつを割り当てています。30問のプロフィールは、どのつまみが先頭でどれが後ろかを示すには十分ですが、あなたの誠実性が主に几帳面さから来ているのか、自己規律から来ているのか、達成への意欲から来ているのかまでは言えません。その細かさが欲しい場合、IPIP-NEO の項目はパブリックドメインで、このページに載せた出典先で全文が公開されています。

「情緒安定性」という名前は研究用語と違いませんか?

研究論文ではこのつまみを反対側から、否定的な感情の起きやすさとして測るのが普通です。同じものさしを明るい端から呼んでいるだけで、採点は何も変わりません。落ち着いている側の名前のほうが、自分のこととして正直に読みやすいからそうしています。他の多くのビッグファイブのページでは、この同じつまみは神経症傾向 — OCEANのN — と表示され、Soto と John の BFI-2 では Negative Emotionality(否定的情動性)と呼ばれます。ここで情緒安定性が高いという読みは、あちらで神経症傾向が低いという点数と同じ意味です。

もう一度受けたら結果は変わりますか?

眠れなかった夜の翌日なら、どのつまみも少し動きます。だから生の数字より並び順を見てください。数か月から数年の単位では、ビッグファイブの5特性は心理学が測るものの中でも安定している部類ですが、年齢とともに情緒安定性や誠実性が上がる方向へゆっくり漂うことも知られています。その漂流を眺めるのも楽しみのひとつです。

採用や学校の選考に使えますか?

使わないでください。このビッグファイブ診断は自己申告による自己理解のための読み物で、選考のために検証されたものではありません。そもそも自己申告は、何かが懸かった瞬間に簡単に取り繕えてしまいます。結果は答えた本人のためだけのものです。

ビッグファイブ診断は無料ですか? 5つ全部を見るのに登録が要りますか?

無料で、アカウントもメールアドレスも要らず、プロフィールは一度に全部出ます — 5つのつまみの位置がそのまま表示され、一部だけ見せて残りを支払いの後ろに置くことはしません。よそでは確かめる価値があります。ビッグファイブは公開された科学なのに、有料レポートで包むサイトがいくつもあります。回答はブラウザの中で採点され、サーバーへ送られることはありません。

タイプ分けの性格診断とは何が違いますか?

箱に入れないところが違います。タイプ診断はひとつの分類を割り当てるので、境目に近い人はわずかな差で反対側に振り分けられます。ビッグファイブは五つの尺度それぞれの上の位置を独立して示すので、全体の輪郭が似た二人でも、ひとつの特性だけ大きく違うことがありえます。五つのつまみを一度に見せるのは、次元で描くモデルだからこそです。

ビッグファイブ診断はどのくらい時間がかかりますか?

30問で6〜7分です。制限時間はなく、たまたま今週がどうだったかではなく「ふだんどちらに寄っているか」で答えたほうが、結果は安定します。

一度に最後まで答えないといけませんか?

いいえ、ブラウザのタブを開いたままにしておけば、途中で離れても大丈夫です。回答はそのタブのセッションストレージに保存されるので、ページを再読み込みしても、休憩から戻っても、答えていた文のところから続きが始まります。タブを閉じると回答は消え、途中の回答を預けておくアカウントもありません。ほとんどの人は一気に終えますし、30問すべてを同じ気分で答えたほうがプロフィールは安定します。